生活習慣について よい生活習慣とは一言で言えば、「適切な食事」「適切な睡眠」「適切な休養」の3つのことです。 この3つが生活習慣のベースとなり、勉強やスポーツをする上で重要なレディネスとなります。 これは大人になっても重要で、健康でない大人これだけ多いのはこうしたよい生活習慣が乱れているにほかなりません。 さらに、子どものうちは人格が形成される時期であり、勉強やスポーツ同様に日頃から道徳の訓練をすることで人格が形成されると指摘されています。 人格形成も含めよりよい生活習慣はまさに子育てのレディネスであり、子育ての原点と言って過言ではないと思います。 ろんな人が言っている生活習慣の大切さを紹介しましょう。
◇論語「習い性となる」(孔子)
◇野村監督の座右の銘「心が変われば、態度が変わる。態度が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる。運命が変われば人生が変わる」(野村監督)
◇勝間流・知的生産を支える5つの生活習慣の技術技術1「喫煙・飲酒など知的生産の6大危険因子を極力遠ざける」㈰喫煙(思考力が継続しにくい、薬物中毒)㈪過度の飲酒(中枢神経の麻痺、薬物中毒)㈫過度のテレビ視聴(一方的に与える情報量)㈬過度のゲーム(頭の使い方に大きな偏り)㈭過度なひとづきあい(時間の無駄)㈮不安・心配事・疲労(生産性の悪化)技術2「隙間時間を有効活用するクセをつける」技術3「睡眠時間をしっかりと確保し、情報整理とストレス解消に役立てる」技術4「知的生産の集中力をつけるために体力をつける」技術5「頭と健康にいい食生活を心掛ける」(勝間和代著「効率が10倍アップする新・知的生産術」ダイヤモンド社)
◇幸せの健康の関係幸せと健康は比例的な関係にあり、生活習慣次第で、疲労や病気を引き起こすことも、エネルギーを拡大させて幸せな人生を送ることもできる。(マーシー・シャイモフ著・茂木健一郎訳「脳にいいことだけをやりなさい」三笠書房)
◇やさしさは訓練して身につける「助け合うという気持ちや行動のもとは、いたわりという感情である。他人の痛みを感じることと言ってもいい。やさしさと言い換えてもいい。『いたわり』『他人の痛みを感じる』『やさしさ』みな似たような言葉である。この三つの言葉は、もともと一つの根から出ているのである。根と言っても本能ではない。だから、私達は訓練をしてそれを身につけなければならないのである。その訓練とは、簡単なことである。例えば、友達が転ぶ。ああ痛かっただろうな、と感じる気持ちを、そのつど自分の中でつくりあげていきさえすればよい。」(司馬遼太郎著「21世紀を生きる君たちへ」小6教科書))
◇ヨコミネ式勉強法ヨコミネ式では読み・書き・計算・(キーボード)を1日30分ずつやらせるそうです。これも習慣です。(横峯吉文著「今すぐ実践!小学生から天才の育て方」(小学館新書))